No.3 或る決意3

 天災国日本に生きるには「お守り」が必要だと彼は固く信じています。

 彼の「お守り」は理法姓名学の吉名です。彼の日常生活がこの「お守り」によって護られていると言う信念を彼は固く持っています。 彼は物心付いてから 85 歳の今日迄、病気らしい病気をしませんから、平成 14 年に老化現象から自然に 緩 ( ゆる ) んだ 鼠 ( そ ) 頚部 ( けいぶ ) へリニアの手術をしましたが、手術したその夜だけは麻酔が効いて動けませんでしたが、翌日からは病院内を歩き回り、第一次治癒の終わった 8 日目には院長に頼んで抜糸して貰い退院しましたが、その後の経過には何の異常ありません。悪性インフルエンザの 猖獗期 ( しょうけつき ) でさえ、彼は平気で外を 飛び周りますが、風邪を引きません。三度の食事も美味く毎晩良く眠れ頭も呆けず記憶も衰えず、英字新聞も楽に読めますから全て理法姓名学の 「お守り」が彼をしっかりとガードしてくれていると確信しています。彼が病気をしないと言う実際の姿を見れば誰もが理解し、納得出来る筈だと考える彼は、自分の体験を本に纏めて「運命学と私」「幸運論」そして「危難遭遇格の恐怖」と出版し、理法姓名学の吉名効果を大いに世間に普及.啓蒙する事に努力を注いで参りました。

 世間の人は姓名学など荒唐無稽であり、ナンセンスであると一蹴し去ると思いますが、実は 新潟県中越地震で行方不明になった乗用車の母子3人が地震発生後の4日目に発見され、母は腰まで土砂に埋まり、その土砂に胸を圧迫されて窒息死し、3歳の長女は車内で土砂から足を出した状態で死亡していましたが、2歳の長男の優太君だけが岩との間に偶然出来た幅 50 cm 、高さ約 1 m の隙間の中に脱水状態で発見され、低体温、頭に裂傷を負った危険な状態で断続して起きる余震による落石の危険から救出作業を阻まれながらの必死の救出作業が続けられ、遂にトレーナーと紙おむつの幼児が「まさか!」の生還を果たしました。これを奇跡と呼ぶのか、不思議と言うのか、テレビで放映された救出劇は全ての人の目をテレビに釘付けに、手に汗を握らせる興奮を与えましたが、救助隊員に抱き抱えられた幼児がクレーンで断崖から宙吊りになって救出された時の感激は浅間山荘事件の実況放送に匹敵する近来稀に見るスペクタクルでしたが、幼児の名前は皆川優太と言い、理法姓名学の五行全有格で、旭日昇天数を持つ僥倖運を持つ理法姓名学の吉名の所有者でありました。

 旭日昇天数と言えば某女性代議士から「変人」と揶揄された小泉純一郎氏がその画数です。

 小泉内閣の組閣当初「超短命内閣」とされて誰一人として4年に及ぶ長期政権を想像した人は皆無でしたが、強引とも言える手腕と自己主張を何と非難されても恬として譲らず、決して動じぬ頑固さは理法姓名学の旭日昇天数の強運を持つからであり、奇しくも皆川雄太君が全く同じ旭日昇天数で共に斜線衝突の凶格を持つので自我が強く信念を曲げません。

 理法姓名学の吉名の例証に青年期を今川義元の人質生活を余儀なくされ、運命に翻弄された徳川家康が居ますが、 300 年続く江戸幕府を創立し、大権現として世界遺産の中で眠りますが、姓名の意義善良にして五原則遵守の吉名効果が齎した僥倖運と言えるのです。

  乙種商業卒の 15 歳の少年が故郷を棄て、月給 20 円の薄給の中から間借り代、食費、そして学費を賄うには手垢でピカピカに光るサージの学生服を 3 年間も着続け、扇風機も買えない貧乏書生が 茹 ( ゆだ ) る様な熱帯夜に南京虫に悩み、心身共に凍る厳冬などにも暖房の買えない貸間の部屋で煎餅布団に包って寒気に震え、日雇い労働者や浮浪者達と一緒に食べる粗末な一膳飯屋でさえ満足に食べられず、時に一日一食を 5 銭の 鯛焼 ( たいやき ) で 凌 ( しの ) ぐと言う想像を絶する悪条件の 5 年間の苦学中であっても、只の一度も病魔に襲われなかった上に、足掛け 4 年の軍隊生活中でさえ風邪も引かず腹も壊さずに無事を得られましたが、国境の街ジャムスでの極寒の機動演習時に誘導していた戦車のブレーキが不調で何度もブレーキを踏んだらしいのに停止せず、背後に停止して居た戦車に挟まれと思った瞬間にやっと止まりました。更に別の機動演習中に十人近い兵を乗せたトラックが悪路に道を取られて横転して谷底に転落して死傷者が出た中でも、彼だけ奇跡的に軽い打撲も 掠 ( かす ) り傷一つも負わず無事でした。軍人年金に僅かに日数が足りず年金代わりに貰った総理大臣寄贈の刻印付き懐中時計を見る度に忌わしい軍隊時代が 蘇 ( よみがえ ) る腹立たしさに彼は激しい憤りを感じるのですが、理法姓名学の吉名の「お守り」は 70 歳を過ぎても彼の体格指数 23 を保持して記憶力も衰えさせません。英単語も1万語近くを忘れず英字新聞も不自由なく読め、器械に弱い筈の彼がパソコンやインターネットやデジカメ等の文明の利器を自在に使えこなせる生活環境に居る喜びは、例え名も無く吹けば飛ぶ存在の彼でも、事が健康に関するなら如何なる一流人と比べても些かの引け目を感じない自負が彼自身は決して長生きを望まずとも上寿の坂を上らせます。彼の父が僅か 43 歳の若さで脳溢血に倒れ彼の母が 70 歳の年に胃癌を患って死んでいますから、どう贔屓目に考えてもキンさんやギンさんの持つ長寿ミトコンドリアを持ち合わせる筈が無いので養生訓の教えを守って禁酒、禁煙、摂生に努めても、精々長く生きても 70 歳が関の山の筈だったのですから、そんな遺伝学的には短命ミトコンドリアの遺伝子を持つ彼が、古稀を過ぎ、傘寿を生き、貝原益軒が強く望んで得られなかった 85 歳からの上寿を生きるのですから、彼が四柱推命学で知る彼の知死期 75 歳から 85 歳を既に過ぎているので、彼には想定外の長寿を生きるので、彼には 有 ( あ ) り 難 ( がた ) た迷惑の感さえ抱いて仕舞うのです。

 近頃は健康な老人の都心復帰が流行で介護不要な高齢者は日々の生活を楽しめる利便性の高い都心の住宅地にある有料老人ホームやアフターケアマンションに住み、好きな時に好きな音楽界や映画や展覧会に出掛け名店街等の食事も楽しむと言う、真に優雅な Successful Aging を欲する富裕な老人が増えたと聞きますが、彼も理法姓名学の啓蒙普及運動に銀座近辺のアフターケアマンションに入居する事も、彼の老後生活の精神的支柱と考えています。

 アメリカの有名病院で盲腸の手術をすると、 1 回の入院で医療費が最低 300 万円だと言い、高給ホテルが一日 5 万円だとすれば、介護付きの豪華病院に半月入院して一日 15 万円でも、決して高くはありませんが、金さえあればアメリカでは最高の治療が保証され、金の無い人が病気になれば忽ち破産状態になる地獄の制度も矛盾を孕んだ医療行政だと思います。

 一方、日本では自由に病院が選べ、高額療養制度があって医療費の大半を払い戻すので、病院からの請求で自己破産する心配などが無い代わりに、有名な医者が居る病院には多くの患者が殺到しますから、僅か 3 分間の診察に半日も待たされる矛盾も起きるのです。

 理法姓名学の吉名効果の「お守り」は、彼の様な短命ミトコンドリアの遺伝子を持つ者でも、病気をしないで健康に幸福に生きる道を教えますから、東洋運命学最高峰と称される四柱推命学理論を超越する健康と幸福を与える教科書だと言う事も出来るのです。




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